2016/04/26
ニュースリリース
渡航者の追跡とリスク軽減を支援するオンラインソリューション『トラベルトラッカー』がさらに進化

インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは、 渡航者の追跡とリスク軽減を支援するオンラインソリューション『トラベルトラッカー』の最新機能を発表しました。 この新機能によって、 渡航予約をした場所や方法に関わらず、 企業は渡航者の居場所について包括的かつ正確な情報を把握することができるようになります。
「フォワードトラベルアイテネラリー(Forward Travel Itinerary)」と呼ばれるこの機能は、 飛行機やホテル、 レンタカーの予約確認メールをそのまま転送することで利用できます。 転送された予約内容を『トラベルトラッカー』が自動的に読み取り、 渡航予定として認識します。 *1
出張手配の際に会社の指定する旅行代理店を通さずに個人で渡航予約をした場合でも、 渡航者本人や出張管理者が旅程の詳細データを手入力する必要がなくなり、 データ入力時のエラーを減らすことにも繋がります。
インターナショナルSOSのグループ・エグゼクティブ・バイスプレジデントであるティム・ダニエルは次のように語っています。
「危機発生時には渡航者の現在位置の確認が何より重要です。 出張や研修での渡航中に、 個人的に数日間観光する場合は会社の指定する旅行代理店以外のウェブサイト等を通して自費で予約することが多いものですが、 こうした場合でも渡航者は簡単かつ確実に会社に居場所を知らせることができるようになります。 」
この予約確認メールの統合サポートは、 カールソン・ワゴンリー・トラベル社(Carlson Wagonlit Travel)傘下のワールドメイト社(WorldMate, Inc.)が行っています。
ワールドメイト社のCEOであるアミール・キルシェンボム氏は次のように語っています。
『私たちはトラベルトラッカーにメールのデータを統合する作業を担当しています。 このプロジェクトではワールドメイトのメール解析アプリケーションを利用しているので、 メールをスピーディに取り込み、 インターナショナルSOSとコントロール・リスクスの会員企業の皆様に質の高いサービスを提供することができます。 』
トラベルトラッカーが提供するコアソリューションは、 フォワードトラベルアイテネラリーの機能により更にグレードアップします。 トラベルトラッカーの詳細については、 http://internationalsos.co.jp/membership/online.html をご参照ください。 (インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは厳格なデータ保護ポリシーを遵守しています。 )
インターナショナルSOS http://www.internationalsos.co.jp
コントロール・リスクス http://www.controlrisks.com
*1:日本語については、 一部の予約確認メールで対応を開始しています。
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスについて
インターナショナルSOSとコントロール・リスクスの提携により、 世界をリードする医療並びに安全対策のスペシャリスト集団が結成されました。 渡航に関する安全管理サービスへの高まる顧客ニーズを満たすべく、 両社のリソースと専門知識を結集してサポートしています。 我々が提供するソリューションは、 渡航中の社員の安全と生産性を確保し、 企業が社員への安全配慮義務を果たせるよう支援するものです。 世界27カ所に拠点を置くアシスタンスセンターの200人以上の渡航安全管理スペシャリストと700以上の認定プロバイダーからなるネットワークを通じて、 世界各国の渡航安全に関する情報分析を24時間365日体制で提供しています。 渡航リスク評価、 渡航に伴う安全対策トレーニングと安全管理規程の策定支援、 避難計画、 および会員企業が渡航中の社員を追跡し、 安否確認を可能にする最新技術を提供しています。
ニュースリリースURL:
http://www.internationalsos.co.jp/info/2016/04/post_85.html
ニュースリリースの他の記事
おすすめ記事
-
帰宅困難者へ寄り添い安心を提供する
BCPを「非常時だけの取り組み」ととらえると、対策もコストも必要最小限になりがち。しかし「企業価値向上の取り組み」ととらえると、可能性は大きく広がります。西武鉄道は2025年度、災害直後に帰宅困難者・滞留者に駅のスペースを開放。立ち寄りサービスや一時待機場所を提供する「駅まちレジリエンス」プロジェクトを本格化します。
2025/04/21
-
-
大阪・関西万博 多難なスタート会場外のリスクにも注視
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。約14万1000人が訪れた初日は、通信障害により入場チケットであるQRコード表示に手間取り、入場のために長蛇の列が続いた。インドなど5カ国のパビリオンは工事の遅れで未完成のまま。雨にも見舞われる、多難なスタートとなった。東京オリンピックに続くこの大規模イベントは、開催期間が半年間にもおよぶ。大阪・関西万博のリスクについて、テロ対策や危機管理が専門の板橋功氏に聞いた。
2025/04/15
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/15
-
BCMSで社会的供給責任を果たせる体制づくり能登半島地震を機に見直し図り新規訓練を導入
日本精工(東京都品川区、市井明俊代表執行役社長・CEO)は、2024年元日に発生した能登半島地震で、直接的な被害を受けたわけではない。しかし、増加した製品ニーズに応え、社会的供給責任を果たした。また、被害がなくとも明らかになった課題を直視し、対策を進めている。
2025/04/15
-
-
生コン・アスファルト工場の早期再稼働を支援
能登半島地震では、初動や支援における道路の重要性が再認識されました。寸断箇所の啓開にあたる建設業者の尽力はもちろんですが、その後の応急復旧には補修資材が欠かせません。大手プラントメーカーの日工は2025年度、取引先の生コン・アスファルト工場が資材供給を継続するための支援強化に乗り出します。
2025/04/14
-
新任担当者でもすぐに対応できる「アクション・カード」の作り方
4月は人事異動が多く、新たにBCPや防災を担当する人が増える時期である。いざというときの初動を、新任担当者であっても、少しでも早く、そして正確に進められるようにするために、有効なツールとして注目されているのが「アクション・カード」だ。アクション・カードは、災害や緊急事態が発生した際に「誰が・何を・どの順番で行うか」を一覧化した小さなカード形式のツールで、近年では医療機関や行政、企業など幅広い組織で採用されている。
2025/04/12
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方