一般財団法人関西情報センターは8月27日、「令和2年度7月豪雨にみるコロナ時代の地区防災計画のあり方~命を守る早期避難と避難所運営の課題・対策~」をテーマにセミナーを開催する。

近年、地球温暖化によると思われる豪雨災害が多発し、今年も九州を中心に豪雨災害で多くの人命が失われ、さらにコロナ禍により、避難方法、避難所運営などにおいて、3密(密閉、密集、密接)対策による感染症防止の徹底が求められていることなどから、自然災害だけでなく、感染症対策を含めた複合災害への対応を考慮した地区防災計画の策定の普及・促進を図る。

セミナーでは、兵庫県立大学減災復興政策研究科長 教授の室崎益輝氏や同大学地域ケア開発研究所教授の増野園恵氏らが、コロナ感染予防を踏まえた地区防災のあり方や避難所運営のあり方について講演するほか、福祉の視点なども加えたパネルディスカッションも行う。リモート開催(YouTube配信等)で参加費は無料。事前登録制となっている。

<申込方法>
https://secure.kiis.or.jp/chikubousai/sg2020/200827/

■開催日時
令和2年8月27日(木)14:00~17:00

■プログラム

講演1
「令和2年7月豪雨およびコロナ感染予防対策を踏まえた地区防災のあり方」(仮題)
兵庫県立大学減災復興政策研究科長 教授 室崎 益輝氏

講演2
「コロナ禍に対応したこれからの避難所運営のあり方について」(仮題)
兵庫県立大学地域ケア開発研究所 教授 増野 園恵氏

講演3
「令和2年7月豪雨における被災地の福祉施設と特別支援学校」(仮題)
一般社団法人福祉防災コミュニティ協会 福祉防災上級コーチ
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 博士後期課程
湯井 恵美子氏

講演4
「益城町(熊本県)における感染症を考慮した避難所運営について」(仮題)
益城町まちづくり協議会 理事 西 真琳子氏

パネルディスカッション
テーマ「命を守る早期避難と避難所運営の課題・対策」

・モデレーター
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 准教授
澤田 雅浩氏