2019/04/11
葛西優香の23区防災ぶらり散歩
拠点から広がる活動の輪
防災まちづくりの会「まある」の活動を支えているのが「まあるカフェ」。防災まちづくりの会「まある」に所属する松長さんご夫妻の自宅の空きスペースを利用し、住民間のコミュニケーションを深める場として、2017年10月にオープンしました。
優しくオーダーを聞いてくださるのは、近くに住む竹内信子さん。週末になるとドリップコーヒー担当で店に立つ平井裕二さん。店先のオープンスペースのベンチの修理に臨む山口雅樹さん。奥様の山口美保子さんは、ピザ、焼き菓子づくりの担当。メインのパスタなどランチメニューを担当しているのが、ご自宅を開放している松長貴子さん。ほかにも数名のスタッフがいて、すべて地域にお住まいの方の力が集結してカフェの運営が行われています。
カフェを拠点にイベントなどを開催すると、子どもや若い世代のパパやママが訪れる。ママの憩いの場にもなり、お年寄りの休憩場所にも、待ち合わせ場所にもなっていく。町では、カフェで出逢ったことがきかっけで挨拶をする人、手を振ってコミュニケーションを取る子どもも増え、まさに地域の交流発信拠点となっています。
「駅から家まで歩いていると知り合いに会わない時がないくらいです」と話すのは、まちづくりの会の代表を務める山口雅樹さん。企業務めをしていた山口さんにとって、地域にお知り合いが増えたことは、うれしい現象。お話する山口さんの表情は非常に穏やかで安心感があふれる笑顔です。
- keyword
- 23区防災ぶらり散歩
- 練馬区
葛西優香の23区防災ぶらり散歩の他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方