2010/01/25
医療機関の災害対応
優先業務と災害時特有業務
大分県別府市にBCPを策定した病院がある。被災時でも平時の業務で中断できないものを「優先業務」、負傷者の救護や避難誘導など災害時に新たに発生する業務を「災害時特有業務」として、その両方が達成できる計画を策定している。
医療法人社団春日会・黒木記念病院は、内科や外科など11科・226床を持つ地域の中核病院。職員は300人で、うち常勤医師が11人。法人全体では、病院のほかに、グループホームやデイサービスセンター、訪問介護なども行う。災害拠点病院に指定されているわけではないが、「住民の信頼を得るためにもBCP策定の意義は大きい」と08年秋に院内各部署の責任者約25人で策定委員会を発足。東京海上日動リスクコンサルティング(東京都千代田区)の協力を得て、昨年8月にBCPの基本方針と行動計画をまとめた。
全文を読む 2010年1月号vol.17より
- keyword
- 医療機関の災害対応
医療機関の災害対応の他の記事
おすすめ記事
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方