【ロンドン時事】アフリカ北東部スーダンの正規軍は26日、対立する準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」から首都ハルツームを解放したと宣言した。両組織は約2年にわたり衝突を繰り広げ、内戦状態の中で人道危機が深刻化していた。
 AFP通信などによると、正規軍トップであるブルハン将軍は国営テレビで「ハルツームは自由だ。(戦いは)終わった」と宣言。軍は21日にハルツーム中心部の大統領官邸と政府庁舎を管理下に置き、26日までに首都の大半と空港をRSFから奪還した。 
〔写真説明〕破壊されたスーダンの大統領官邸前で、拳を突き上げる政府側の兵士=21日、ハルツーム(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)