防災支援機能を強化し、自治体の避難所運営のDXに貢献する。

アルプス システム インテグレーションは、無人・遠隔・自動案内など状況にあわせて利用できるリモート接客・案内システム「InterPlay Elastic Framework(インタープレイ エラスティック フレームワーク)」を提供する。アップデートを通じて、災害時に離れた避難所同士での遠隔コミュニケーションを可能にする機能を搭載したもの。施設における災害・緊急時のコミュニケーション方法や窓口業務の無人化/省人化を検討している自治体/企業に向けて提案する。

同システムは、AI、アバター、インタラクティブサイネージ、多言語対応など、さまざまなコミュニケーション機能を搭載し、リモートでの有人接客やAIチャットボットによる無人接客、タッチパネルによる自動案内など、状況にあわせた利用が可能。自治体の窓口業務遠隔支援、店舗接客/窓口の遠隔対応、インバウンド向けの多言語接客、非常時避難支援といった利用シーンを想定する。

災害・緊急時の防災支援機能では、避難誘導画面や警報を端末にワンタッチで一斉配信できるほか、非常コール通話にも対応する。今回のアップデートでは、避難所間を遠隔でつないでコミュニケーションできる端末間通話機能を追加。災害時の避難所間の連絡や介護・福祉施設間の交流手段として、オペレーターを介さない遠隔コミュニケーションを実現する。公民館などの自治体施設に設置し、平時はデジタル案内板・リモート窓口端末として、災害時は避難所のコミュニケーションツールとしての活用を提案する。

同システムの提供価格(税込、接続端末1台あたり)は、初期登録料が2万8600円~、年額利用料が34万3200円~。各機能の利用には別途料金が発生する。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部