【シドニー時事】オーストラリア政府のアンドルー・チャールトン・サイバーセキュリティー担当特使は5日、中国の生成AI(人工知能)開発企業ディープシーク(深度求索)のAIサービスを政府端末で使用することを禁止したと明らかにした。国家安全保障にとって「受け入れ難いリスクがある」と説明した。
 ディープシークを巡ってはデータの不正利用などが指摘され、台湾が公的機関での使用を禁止したほか、イタリア当局も個人情報の処理を制限している。 
〔写真説明〕中国ディープシーク(深度求索)のロゴ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)