【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は15日、石油など化石燃料の増産に向け、「国家エネルギー会議」を新設すると発表した。エネルギー関連手続きの効率化や規制緩和、民間からの投資促進の進捗(しんちょく)状況を確認。バイデン政権が進めた気候変動対策からの政策転換を進める司令塔役となる。
 トランプ氏はまた、公有地の石油採掘場や先住民の土地管理を所管する内務長官に中西部ノースダコタ州知事のダグ・バーガム氏(68)を指名すると発表した。同氏は新組織の議長も兼務する。公有地での化石燃料開発を進める狙いがある。 

(ニュース提供元:時事通信社)