南米の玄関口となっているブラジル・サンパウロ市郊外のグアルリョス国際空港で8日午後、銃の乱射事件があり、1人が死亡、少なくとも3人が負傷した。ニュースサイトG1などが伝えた。麻薬密売組織の犯行とみられる。
 死亡したのは企業経営者の男性。同国最大級の麻薬組織「首都第一コマンド(PCC)」の関係者だったと報じられている。第2ターミナルの出口を出たところ、車で乗り付けた少なくとも2人の男に自動小銃などで撃たれた。空港は利用客で混み合っており、流れ弾で3人が負傷した。 
〔写真説明〕8日、銃乱射事件のあったサンパウロ市郊外のグアルリョス国際空港で現場検証する警察官ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)