損害保険大手4社が保険代理店に出向した社員らから競合他社の契約情報を不正に入手していた問題で、三井住友海上火災保険は30日、8月30日時点で128件だった出向社員の漏えい件数が、9月末時点で1万2846件に拡大したと発表した。同社は「9月以降も調査を継続し、新事実が判明した。本件を真摯(しんし)に受け止め、再発防止や信頼回復に努めたい」と陳謝した。 
〔写真説明〕三井住友海上火災保険の看板

(ニュース提供元:時事通信社)