【ニューヨーク時事】米情報セキュリティー企業クラウドストライクは28日、2025年1月期通期の業績見通しを下方修正した。今年7月に同社製ソフトが原因で世界規模のシステム障害を引き起こしたことが響き、「逆風は1年程度続く」(財務担当幹部)と予想した。
 売上高見通しは最大39億220万ドル(約5600億円)で、システム障害前の6月に予想していた同40億1070万ドル(約5800億円)から引き下げた。前期比27~28%の増収で、経営への深刻な影響は見込んでいない。調整後の1株当たり利益も約1割下方修正した。 
〔写真説明〕米情報セキュリティー企業、クラウドストライクのロゴマーク(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)