気象庁は22日、南海トラフ地震の想定震源域内での地震活動の最新状況を公表した。これまでにプレート境界の固着に特段の変化を示すような地震活動はなかったという。同地震に関する臨時情報(巨大地震注意)の呼び掛けを終了した15日以降も、震度1以上の地震は観測されなかった。
 活動は減衰傾向だが、同庁は「いつ大規模地震が発生してもおかしくない。日頃からの備えは引き続き実施してほしい」と呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)