自民党の茂木敏充幹事長は20日、新潟県長岡市で講演し、11月の米大統領選に関し、「確たる結果は今の段階で言えないが、現状の米国の雰囲気は『ほぼトラ』から(確実にトランプ前大統領が勝利する)『確トラ』に近くなってきている」との見方を示した。
 その上で、日本の防衛費大幅増や日米貿易協定の発効に触れ、「仮にトランプ大統領が再び生まれても、日米2国間の問題ならうまく対応できる。ウィンウィンの合意に持っていくことは十分できる」と強調。同時に、「国際社会全体に関わるウクライナ問題、気候変動への対応についてはなかなか苦労するかもしれない」と語った。 
〔写真説明〕記者会見する自民党の茂木敏充幹事長=9日、東京・永田町の同党本部

(ニュース提供元:時事通信社)