【シリコンバレー時事】生成AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIは22日、裁判所が米グーグルにウェブブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」の事業分離を命じた場合、事業の買収に関心があると表明した。検索市場でのグーグルの独占是正策を審理する法廷で、オープンAI幹部が述べた。
 米ブルームバーグ通信によると、首都ワシントンの連邦地裁の審理に、司法省側の証人としてチャットGPTの製品責任者のニック・ターリー氏が出席した。同氏はクローム買収を検討するかを問われ、「われわれも他の多くの企業と同様、そうするだろう」と語った。 
〔写真説明〕米グーグルにウェブブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」のアイコン(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)