2024/06/24
防災・危機管理ニュース
ロシア南部ダゲスタン共和国で23日、武装集団が教会やシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)を襲撃し、警察官を含む少なくとも20人が死亡、46人が負傷した。当局はテロ事件と断定して捜査を開始した。
襲撃はデルベントとマハチカラの2都市で起きた。武装集団はイスラム過激思想を持っていたとみられ、警察との銃撃戦で少なくとも6人が殺害された。現場からは黒煙が立ち上った。
米シンクタンク戦争研究所は23日、過激派組織「イスラム国」(IS)系勢力が「同胞」による襲撃を称賛していることから、ロシア南部などで活動する「ISカフカス州」の犯行と推定した。
現地メディアによると、武装集団はダゲスタン在住者。息子が襲撃に加わったとして地元高官が拘束された。
〔写真説明〕23日、ロシア南部ダゲスタン共和国デルベントで、黒煙が立ち上る建物(ロイター時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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