2024/6/7発生の、広島・中学校の理科の実験中にエタノールに着火
教員が持っていたエタノール入りの容器に、生徒が熱した銅板を浸けたところエタノールに着火したため、消火しようとした際に容器が床に落下した可能性。生徒2名にエタノールがかかり、脚にやけどで軽傷を負い、うち1名が病院に搬送された。また、別の生徒1名が逃げる際に足首を捻挫して軽傷を負った

2024/6/7発生の、米国・軽油を積載したタンクローリの火災
約19立方mの軽油を積載したタンクローリの火災。タンクローリのエンジン部分から出火して、積載していた軽油に着火した可能性

2024/6/8発生の、埼玉・リサイクル工場で金属スクラップの火災
自動車部品リサイクルや家電製品などの産業廃棄物の収集などを行っている工場での火災。金属スクラップなどの置場約800平方mが焼けた

2024/6/10発生の、岩手・小学校のプール開きの準備中に塩素ガスが発生
職員がプールの機械室で消毒用の薬剤をタンクに入れる際に、2つあるタンクのうち、ポリ塩化アルミニウムが入ったタンクに、次亜塩素酸ナトリウムを誤投入したことで塩素ガスが発生した可能性。けが人や体調不良はなし

2024/6/10発生の、神奈川・工業用ゴム工場で火災
工業用ゴムや樹脂製品などを製造している工場での火災。大量の煙が発生したため、近隣住民約80名が付近の小学校に一時避難した

2024/6/12発生の、宮城・牧場の車庫の火災で牧草に延焼
木造平屋建ての車庫1棟と中に停められていた大型トラックや軽トラックなど計9台が焼けた。周辺に置かれていた乾燥させた牧草に延焼したため、消火には時間を要した

 

出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば