2024/06/05
防災・危機管理ニュース
【マニラ時事】フィリピン中部に位置するネグロス島で5日、噴火中のカンラオン山(2465メートル)から火山泥流が流れ出し、麓の村の道路などを覆った。降雨の影響で発生したという。比火山地震研究所は、大きな岩が流されてくることもあるとして注意を呼び掛けている。
灰色の火山泥流で道路などが埋め尽くされたのは、カンラオン山の南側にある村。現地からの映像では、住人らが台の上に乗って泥流を避けたり、サンダルを脱いで道路上を歩いたりしていた。カンラオン山は3日夜、噴火した。
〔写真説明〕噴火中のカンラオン山から流れ出た火山泥流で埋め尽くされた道路を歩く住人=5日、フィリピン・ネグロス島(環境天然資源省地方事務所提供)
〔写真説明〕噴火中のカンラオン山から流れ出た火山泥流で埋め尽くされた道路=5日、フィリピン・ネグロス島(環境天然資源省地方事務所提供)
(ニュース提供元:時事通信社)
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