2024/05/28
防災・危機管理ニュース
【シドニー時事】南太平洋のフランス領ニューカレドニアで28日午前5時(日本時間同3時)、暴動に伴い仏政府が12日間にわたって出していた非常事態宣言が解除された。同政府は早期の沈静化に向け、治安要員を増強して厳戒を続ける。逮捕者は累計で約500人に上った。
仏政府は、治安がなお予断を許さない状況にあるとみており、警察官ら480人の増派を決定。約3500人態勢で速やかな治安回復を目指す。夜間の外出やアルコール販売は引き続き禁止する。マクロン大統領は23日に現地を訪れた際、警備強化の方針を表明していた。
〔写真説明〕燃えた車両などが残る道路を片付ける公務員=24日、仏領ニューカレドニアの中心都市ヌメア(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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