【ジャカルタ時事】インドネシア・スマトラ島の西スマトラ州で起きた豪雨災害の死者は、14日までに50人、行方不明者も27人に増えた。同国国家災害対策庁が発表した。洪水だけでなく、昨年12月のマラピ山(2891メートル)の噴火に伴い、堆積していた火山灰などが雨で押し流されたために被害が拡大したという。
 最も被害が大きかった地域では、110棟以上の建物が損壊した。犠牲者の中には、火山灰を含んだ土石流の直撃を受けたり、土砂崩れに巻き込まれたりしたケースがあったという。 

(ニュース提供元:時事通信社)