【ワシントン時事】米CNNテレビ(電子版)は13日、パレスチナ自治区ガザの情勢を巡り、イスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエル軍がガザ最南部ラファ周辺に戦力を集結させ、数日以内の本格侵攻が可能になったとする米政府の分析を報じた。
 米政府高官はCNNに対し、イスラエルが侵攻の決定を下したかどうかは不明だと説明。バイデン政権が要求してきた避難民の退避や市民保護の計画などは提案されておらず、米側は自制を求めている。 
〔写真説明〕イスラエル南部のパレスチナ自治区ガザとの境界付近に集まるイスラエル軍の軍用車両=9日(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)