航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)は25日、女性隊員の胸をもむなどのセクハラ行為をしたとして、第2補給処業務部の男性空士長(29)を停職12カ月の懲戒処分としたと発表した。空士長は「好意を持たれていると思い込んでいた。深く反省している」と話しているという。
 同基地によると、空士長は2022年6月~23年1月、同僚の女性隊員が拒否していたにもかかわらず、基地や自分の車の中で、「胸を見せるかもませろ」と発言したり、服の中に手を入れ胸を触ったりしたという。女性隊員から相談を受けた別の隊員が上司に報告し、発覚した。
 山本光伸同基地司令の話 誠に遺憾。隊員に対する教育、指導を徹底し規律の維持に努める。 

(ニュース提供元:時事通信社)