能登半島地震から4日、多くの道路が寸断されていたが、被災地へのルートが徐々に見えてきた。特定非営利活動法人のITS Japanは「令和6年能登半島地震」の対応として、乗用車・トラック通行実績情報を公開している。乗用車・トラック通行実績情報は、ITS Japanが本田技研工業、パイオニア、トヨタ自動車、日産自動車、いすゞ自動車、UDトラックス、日野自動車から提供を受けた、匿名かつ統計的に作成された情報を使用し、被災地域内外での移動の参考となる情報を提供することを目的として災害時に提供している。

【乗用車・トラック通行実績情報】

https://disaster-system.its-jp.org/map4/map/#map=9/37.255336/137.079356&layer=gsi

トヨタ自動車も、実際に車が通行できた道路をインターネットで公開している。

https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/

一方、石川県警は4日午前7時から、七尾市の田鶴浜東交差点から国道249号や県道1号で輪島市や珠洲市に向かう車両の総量を抑制する措置を始めた。災害復旧の車両を優先させるための措置。今回の地震では、各地の道路に被害が出た能登地方では、通行が可能な道路で渋滞が発生している。不要不急な通行は避け、どうしても、被災地に行く必要がある際には、現地に負担をかけない万全な準備をする必要がある。

■被災地支援で気を付けるべきこと(車両編)

https://www.risktaisaku.com/articles/-/86852