2012/12/11
防災・危機管理ニュース
神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で11日、日米合同の原子力防災訓練「平成24年度 横須賀市の原子力空母に係る日米合同訓練~市民の安全と安心の観点から~」が行われた。
■実施日時:平成24年12月11日(火)
■災害想定:三浦半島断層群を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生した(震度6強・市内全域停電・津波なし)
■訓練項目:
①情報伝達・共有:大規模災害発生時においても、横須賀市と米海軍、関係機関との密接な連携
②広報:市民が必要とする情報の適確な発信
③基地内従業員の避難:基地内の倒壊建物から仮設避難所への避難、連邦消防隊による倒壊建物からの救出
④基地内負傷者対応:救急対応チームによるトリアージ(建物倒壊に伴う負傷)、重症患者の基地外病院への受け入れ調整
⑤モニタリング:文部科学省モニタリングチームによる環境モニタリングの実施(横須賀港、基地内モニタリングポスト)
■訓練参加機関:日本側:横須賀市、政府機関(外務省、内閣府、文部科学省、防衛省、海上自衛隊、海上保安庁)、神奈川県、神奈川県警察、横須賀共済病院
米国側:米海軍、米国大使館
※ 本記事は、以下のサイトの情報をもとにまとめたものです。
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2005/nagekomi/documents/kunnrengaiyou.pdf
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方