1位東京、2位静岡、3位愛知

消防庁は、全国の防災拠点となる公共施設等の耐震化について、23年度末の進捗状況をまとめた。それによると、23 年度末時点で地方公共団体が所有または管理する防災拠点となる公共施設等は19万1042棟で、このうち15万1506棟の耐震性が確保されており、耐震率は79.3%となった。前回調査(平成22 年度末:75.7% ※被災3 県除く)と比較すると、3.6 ポイント上昇した。

耐震率の高い上位3都道府県は、1位が東京都で93.8%、2位が静岡県で92.6%、3位が愛知県で91.7%。

耐震率の高い上位3施設は、1位が文教施設(校舎・体育館)で83.7%、2位が消防本部・消防署所で78.8%、3位が診療施設で77.4%と続く。