頸動脈を流れる血液を水冷式で冷却し、高気温下でも高い快適性を実現

富士通ゼネラルは、猛暑下の安全性確保や作業性向上に貢献するウエアラブルエアコンの新モデル「Cómodo gear i3(コモドギア アイスリー)」を提供する。首に装着した冷却部から、頸動脈を流れる血液を水冷式で冷却し、高気温下でも高い快適性を実現するという。従来のレンタル提供に加え、販売形式での提供も行う。販売は法人の顧客に限定し、専用のECサイトで受け付ける。

同製品は、これまでに350社以上の国内企業で活用されているという。従来モデルの設計や部品を見直すことで、外気温より摂氏約−20度の冷却性を実現。従来は摂氏35度だった使用環境温度は40度まで対応可能とした。また、新搭載の「エコモード」により、最長約5時間の連続使用が可能となった。

デザインは、実際に使用した客の声をもとにリニューアル。工場や建設現場の制服に馴染みやすい青色(ネイビー)を外観のベースとした。着用方法は、装備品の配置によって異なる全3タイプ(ポシェットタイプ・ボディバッグタイプ・ワークベストタイプ)から作業内容に合わせて選べるようにした。

対応機能は「冷却モード」と「加熱モード」で、NORMAL/FULL/ECOの3段階出力パワー制御が可能。推奨使用温度範囲は摂氏5~40度。充電池は外付けリチウムイオン電池で、連続使用時間が2~5時間、充電時間が2~3時間。

サイズはSとLの2種類 。最大外形寸法(高さ×横幅×奥行き)は、ネック部が46×130×154ミリメートル(Sサイズ)/46×133×182ミリメートル(Lサイズ)、ラジエーター部が137×100×41ミリメートル、バッテリー部が108×80×29ミリメートル。質量は、ネック部が205グラム(Sサイズ)/220グラム(Lサイズ)、ラジエーター部が290グラム、バッテリー部が300グラム、チューブが120グラム。

販売価格(税別)は6万円。レンタル価格(税別)は月額1万円。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部