前回に続き、騙されやすい詐欺を紹介します。その手口を知り、日頃から気を付けましょう！ 第3回は、「ニセ宅配詐欺」の手口と対策をわかりやすく説明します。

ニセ宅配詐欺の手口

宅配便の不在通知を装ったSMS（ショートメッセージ）やメールを送信してニセサイトに誘導し、ウイルスに感染させたり、ID・パスワード等を入力させて、個人情報を盗む手口です。

ニセの不在通知SMSやメールを受信し、記載されているURL（アドレス）にアクセスすると、宅配便業者を装った再配達受付のニセサイトに誘導されます。

ニセサイトに記載されている指示に従い、「電話番号」、「本人確認書類（マイナンバーカード、運転免許証、パスポート）の写真」、「メールアドレス」等を入力すると、それらの情報が騙し取られてしまいます。

※出典：独立行政法人情報処理推進機構（IPA）https://www.ipa.go.jp/

 

盗まれたID・パスワードは、同じ組み合わせで使い回していた場合、他のサービスで悪用されるおそれがあります。

対策方法

・SMSやメールに記載されたURL（アドレス）はタップしない！
・SMSやメールから個人情報を入力しない！
・宅配便業者のホームページ等で、不在通知のサービスについて確認する！

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