リスク対策.comが実施した企業の事業継続の取り組みに関するアンケート調査結果からの報告第3弾(これまでの調査結果はこちら)。東日本大震災から10年がたちBCPは定着してきたか、実効性は伴っているかを把握するために行った調査で、今回は企業が「BCPで対象としているリスクの種類やそれによる被災想定について十分と考えているか」を分析した。結果、5 割近くの企業が十分とは考えていないことが明らかとなった。

調査は、東日本大震災から10年が経過する中で、BCPがどの程度定着しているか、実効力が伴うものになっているかなどを把握することを目的に、3月24日~4月16日までの約3週間かけて実施。リスク対策.comのメールマガジン購読者でBCPに取り組んでいる企業に対して協力を呼び掛け、計265の有効回答を得た。