2017/11/09
ニュープロダクツ
ネットギアジャパン合同会社は1日、オープンプラットフォームIPビデオ管理ソフトウェアを提供するMilestone Systems A/S(マイルストーン社)のVMS(Video Management System)「Milestone Arcus」(マイルストーン・アーカス)を、ネットギアのネットワークストレージ製品「ReadyNAS」と組み合わせて録画が可能となる「Milestone Arcus on ReadyNAS」(MAoR)の販売を開始すると発表した。ReadyNASを、IP監視カメラによる録画データをネットワーク経由で保存するNVR(Network Video Recorder)とするためのソフトウェアで、ReadyNAS上で動作するアプリケーション。価格は、MAoRカメラ1台ライセンスで7200円、4台ライセンスで2万4000円、8台ライセンスで4万3200円(いずれも税抜き)。
メーカーを問わず、IPベース監視システムの業界標準であるONVIF(Open Network Video Interface Forum)規格対応のIPカメラと組み合わせて利用が可能。 ビジネス向け「ReadyNAS」全ての機種で利用でき、必要とする保存容量によりHDD搭載数の異なるタイプを選ぶことができる。保存領域の拡張も可能。
同社は「従来より販売されている市販のNVR専用機は、保存領域の拡張性やバックアップに代表されるデータ保護機能、他社製IPカメラとの相互接続性、価格において中小・中堅企業にとって満足できる製品がなかった」とする。
■ニュースリリースはこちら
https://www.netgear.jp/supportInfo/NewsList/392.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方