(イラスト:イメージ)

パソコンやスマートフォンでウェブサイトを閲覧していて、「お使いのコンピューターはウイルスに感染しています!」「注意!システムの問題が見つかりました」といった文言で警告画面が表示されたら、皆さんならどうしますか?

これは利用者を動揺させて金銭を騙し取る「サポート詐欺」と呼ばれるものです。

騙しの手口

1.偽警告を表示させる

ウェブサイト上のネット広告などに、偽警告を表示させるプログラムを仕込み、閲覧させる。

2.ソフトウェアを購入させる

「問題を解決するため」などと偽って、オンラインで有償のソフトウェアを購入させる。

3.電話をかけさせ、遠隔操作をする

「購入したソフトウェアを有効化するため」などと偽って電話をかけさせる。さらに、「詳しくパソコンを調べる」などと偽り遠隔操作用のソフトをインストールさせ、サポートと称して作業を行う。

4.保守サービスの契約を持ち掛け

一連の作業終了後、サポートの作業費や、1年間で何万円といった保守サービスの契約を持ち掛ける。