写真を拡大 No More 水難事故2018(河川財団ニュース No.52号(平成30年7月))http://www.kasen.or.jp/Portals/0/pdf_kasen03/news052.pdfより引用

梅雨明けと猛暑の時期になりました。暑くなると行きたくなるのが水辺です。ところが、FMヨコハマ E-neに出演した際、こんなお話をお聞きしました。「今年はコロナの影響で海の家が休業となっていて、ライフセーバーも常駐しないため、川へ行く人が多いのでは?」という声です。

晴れたら家族で初の川遊びと思っている人もいることと思います。その際、(公財)河川財団が7月22日「NO MORE 水難事故2020」で発表した最新の分析、<川の水難事故死は男性が多い><家族連れの二次災害が多い>ことを知っておいていただきたいです。

まず、こちらの資料をご覧ください。

写真を拡大 No More 水難事故2020(令和2年発表資料)https://www.kasen.or.jp/mizube/tabid324.htmlより引用

「水難事故の被災者の約7割は男性」なんだそうです。理由はさまざまなことが考えられそうですが、水辺に行く機会が多いからなのか、それとも水難事故に遭いやすい要素があるのか、分析はされていません。総務省統計局「平成28年社会生活基本調査調査結果」によると、水泳を楽しむ性別の男女差はほとんどありません。唯一、釣りについては男性13.7%に対し、女性3.9%と、男性のレジャー人口比が多いことが分かっているくらいです。とにかく、理由は分からないものの確かなことは、あなたが男性である場合、女性よりも水難事故の被災者になりやすということです。

総務省統計局「平成28年社会生活基本調査調査結果」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200533&tstat=000001095335&cycle=0&tclass1=000001095377&tclass2=000001095378&tclass3=000001095379