アンテナを屋外に設置し、屋内や車内、地下からでも地球規模の広域通信が可能

アイコムは、アンテナユニットを屋外に設置することで、屋内や車内からでも衛星通信が可能な衛星通信トランシーバー「IC-SAT100M」を発売する。イリジウム社の衛星通信ネットワークを利用し、送信ボタンを押すだけで世界中と安定した一斉同報通信ができるという。

アンテナへの電源供給は PoE(Power over Ethernet)にて本体から行うため、施工が簡単

アンテナユニットと本体はLANケーブルで接続する。給電も同じLANケーブル経由でアンテナユニットへ供給されるため施工が簡単。

操作は付属の多機能マイクで行う。入力電源はDC12/24Vの両方に対応しており、大型車にも取り付け可能。Bluetooth機能搭載でヘッドセットを使ったハンズフリー運用に対応する他、防塵・防水仕様、音声録再機能、1500mWの大音量、ショートデータメッセージ機能、暗号化(AES256bit)による通話の保護機能も備える。

企業や自治体のBCP対策や非常通信、災害救助、僻地や海上での通信などでの利用を想定している。

オープン価格。

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リスク対策.com 編集部