2016/08/25
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
台風が来たら、家族みんなで影絵遊び?!
自宅では、家族で影絵劇場で楽しむ
自宅用のヘッドランプももちろん、日常に役立ちます。
お子さんやラブラブのパートナーとの耳かきに是非(笑)
明かりの下に行かなくてもいいので、重宝します。
風邪をひいたと思ったら、のどの奥を調べるのにもいいですよ。
のどに水泡ができるヘルパンギーナなど、病気とむきあうこともできます。

また、お子さんと一緒にひとり影絵劇場も楽しめます!!Youtubeで影絵を調べると面白いものがいっぱいでてきます。
おとながやると、こどもも面白がって、ヘッドランプを使ってくれます。 台風で雨が続くなと思ったら、電気をあえて消して、ヘッドランプ探検ごっこも楽しいです。
影絵の作り方を教えてくれるアプリも!(出典:Youtube)
自分から使ったことがあるお子さんは、いざという時もひとりでもつかいこなせます。ここが大切。
アウトドアの世界の名格言に、「魚を釣って与えてもこどものためにならない。魚の釣り方を教えることが生きる力をつける」というものがあります。
やり方がわかれば、1歳半のお子さんでもヘッドランプを使いこなしていると報告をいただいています。電球時代には、電池がなくなるから使わないで!と怒りっぽい親だったのか、LED時代では、いっぱい遊んで大丈夫よ!と優しい親になることが可能です!
こどもが大きくなって、野外教室に参加する時にも使えます。
手回し発電のライトやソーラーライトとどっちがいいですかという質問も多いのですが、明かりは災害時まっさきに欲しいものだということを想像してみてください。明るくないと他の作業ができないことが多いので、すぐ点いてほしいのです。だから手回ししている時間がちょっとむなしいんです。
手回しは、落ち着いてからの補助として。まずは確実に点く電池式を確保した上で、ハイブリッドとして使用するのがいいのでは?ソーラーも長期戦にはいいですが、雨の日が続くと、とってもむなしいです(経験済み)。いつ使うかをイメージできると各自の答えがでるのではないかなと思います。何を使えばいいか悪いかではなくて、どんな状況で、どんな理由で何を使うかです。
ちなみに、ヘッドランプもないときの、忍法も覚えておいてくださいね(笑)『忍法 猫目』♪これは明反応、暗反応を利用するものです。
暗さに目が慣れないと見えないですが、目が慣れていると見えます。地震直後には、周囲が危険な場合も多いので、使えませんが、ただの停電くらいだったら、まず目を閉じて10数えてから目をあけてください。暗闇でも見えますよ。
15夜の月明かりがあれば、足元に影ができるほど明るいです。星明かりだけでも、電球なしで見えることをキャンプなどで体験してみてほしいです。
闇や月、星とも仲良くなりつつLEDヘッドランプを、日常から楽しく使いこなして、災害時にも当然のように使いこなしていただければと思います!
(了)
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/01
-
-
-
-
-
全社員が「リスクオーナー」リーダーに実践教育
エイブルホールディングス(東京都港区、平田竜史代表取締役社長)は、組織的なリスクマネジメント文化を育むために、土台となる組織風土の構築を進める。全役職員をリスクオーナーに位置づけてリスクマネジメントの自覚を高め、多彩な研修で役職に合致したレベルアップを目指す。
2025/03/18
-
ソリューションを提示しても経営には響かない
企業を取り巻くデジタルリスクはますます多様化。サイバー攻撃や内部からの情報漏えいのような従来型リスクが進展の様相を見せる一方で、生成 AI のような最新テクノロジーの登場や、国際政治の再編による世界的なパワーバランスの変動への対応が求められている。2025 年のデジタルリスク管理における重要ポイントはどこか。ガートナージャパンでセキュリティーとプライバシー領域の調査、分析を担当する礒田優一氏に聞いた。
2025/03/17
-
-
-
なぜ下請法の勧告が急増しているのか?公取委が注視する金型の無料保管と下請代金の減額
2024年度は下請法の勧告件数が17件と、直近10年で最多を昨年に続き更新している。急増しているのが金型の保管に関する勧告だ。大手ポンプメーカーの荏原製作所、自動車メーカーのトヨタや日産の子会社などへの勧告が相次いだ。また、家電量販店のビックカメラは支払代金の不当な減額で、出版ではKADOKAWAが買いたたきで勧告を受けた。なぜ、下請法による勧告が増えているのか。独占禁止法と下請法に詳しい日比谷総合法律事務所の多田敏明弁護士に聞いた。
2025/03/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方