2019/08/08
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!

幅広いモノの一時利用を
さてさて、チャージスポットは、新しいシェアサービスですが、以前からあるシェアサービスにも目を向けてみました。車(カーシェアリングなど)も、電動自転車(レンタサイクル)もとても便利です。
東日本大震災の時、テレビ番組の収録中だったのですが、電車が動くまでの時間、収録終わりに皆さんで、食事をして待つことにしました。そんな中で、翌日早朝からの仕事予定だった先輩は、近くのホームセンターで自転車を買って帰られました! 私たちは結局、徒歩で帰宅しましたが、レンタサイクルがあれば、それを利用することもできたと思います(ただし帰宅困難者問題もある中で、当然配慮は必要です)。
また熊本地震の際は、熊本で福祉施設の管理をされている東京支社の方が、地震の速報を聞き、カーシェアリングで熊本に向かったお話も伺ったことがあります。
もちろん、それぞれに課題はあると思いますが、このようにシェアサービスが、大切な役割を果たしてくれることもあるように思います。災害時の話題のシェアもとても意義がありますよね!
さてここからはわたしの思いつきです。
災害時のためだけに準備しにくいものは、シェアサービスがあるといいのではないかなぁと思うのです。
災害時、
ボウリング場でスニーカーを貸してくれるとか、
工事現場からヘルメットを貸してくれるとか、
貸しスペース、レンタルスペース開放してくれるとか、
一時的な緊急時の貸し出しサービスがあると助かると思います。
実際に、公衆電話や自動販売機は「災害時無料開放」の表記のあるものを見かけるようになりました。
■災害時誰でも使える無料Wi-Fi 00000JAPAN
https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20180619_01
無料Wi-Fiももっと皆さんに知ってほしいところです。
チャージスポットとの出会いで、これまでは、自分で備えをすることを大前提に「ちょっくらできることから、備えしてくべよ!」という提案をしてきましたが、シェアサービスが、充実していく事が、少しの安心材料になるといいなぁと思います。

暑い夏、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われないように、色々気合い入れて、頭働かしていきたいと思います。
(了)
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!の他の記事
おすすめ記事
-
大阪・関西万博 多難なスタート会場外のリスクにも注視
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。約14万1000人が訪れた初日は、通信障害により入場チケットであるQRコード表示に手間取り、入場のために長蛇の列が続いた。インドなど5カ国のパビリオンは工事の遅れで未完成のまま。雨にも見舞われる、多難なスタートとなった。東京オリンピックに続くこの大規模イベントは、開催期間が半年間にもおよぶ。大阪・関西万博のリスクについて、テロ対策や危機管理が専門の板橋功氏に聞いた。
2025/04/15
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/15
-
BCMSで社会的供給責任を果たせる体制づくり能登半島地震を機に見直し図り新規訓練を導入
日本精工(東京都品川区、市井明俊代表執行役社長・CEO)は、2024年元日に発生した能登半島地震で、直接的な被害を受けたわけではない。しかし、増加した製品ニーズに応え、社会的供給責任を果たした。また、被害がなくとも明らかになった課題を直視し、対策を進めている。
2025/04/15
-
-
生コン・アスファルト工場の早期再稼働を支援
能登半島地震では、初動や支援における道路の重要性が再認識されました。寸断箇所の啓開にあたる建設業者の尽力はもちろんですが、その後の応急復旧には補修資材が欠かせません。大手プラントメーカーの日工は2025年度、取引先の生コン・アスファルト工場が資材供給を継続するための支援強化に乗り出します。
2025/04/14
-
新任担当者でもすぐに対応できる「アクション・カード」の作り方
4月は人事異動が多く、新たにBCPや防災を担当する人が増える時期である。いざというときの初動を、新任担当者であっても、少しでも早く、そして正確に進められるようにするために、有効なツールとして注目されているのが「アクション・カード」だ。アクション・カードは、災害や緊急事態が発生した際に「誰が・何を・どの順番で行うか」を一覧化した小さなカード形式のツールで、近年では医療機関や行政、企業など幅広い組織で採用されている。
2025/04/12
-
-
-
防災教育を劇的に変える5つのポイント教え方には法則がある!
緊急時に的確な判断と行動を可能にするため、不可欠なのが教育と研修だ。リスクマネジメントやBCMに関連する基本的な知識やスキル習得のために、一般的な授業形式からグループ討議、シミュレーション訓練など多種多様な方法が導入されている。しかし、本当に効果的な「学び」はどのように組み立てるべきなのか。教育工学を専門とする東北学院大学教授の稲垣忠氏に聞いた。
2025/04/10
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方