ダウジャパン株式会社(本社:東京都港区)は23日、スパム・ウイルスメール遮断、メール誤送信防止対策、APT攻撃遮断フィルタによるメール無害化、送受信メール保管まで、メールセキュリティに必要な機能をオールインワンで提供する新製品「TERRACE MAIL Security」 を発表した。機能の一元的な運用・管理をして運用負荷・コストを軽減、トータルコストを抑えることができる。

近年、増え続ける標的型攻撃のマルウェア感染は、経路の約9割がメールからの感染。メールゲートウェイでの入口対策が重要な対策ポイントとなる。総務省から示されている自治体向けの「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化」報告書では、メールからの感染を防ぐために、メールシステムとの無害化通信が強化対策として挙げられている。

 

TERRACE MAIL Securityの主な機能は次のとおり。

1.高精度のスパム・ウイルス対策を実施  
-多段階のスパム・ウイルス専用フィルタによる高精度のスパムフィルタを搭載

 2.履歴学習型のAPT専用フィルタによる標的型攻撃メールの遮断とメール無害化を実現  
-受信するメールの送信パターンを分析し、受信者に注意喚起の警告を通知
-添付ファイルの拡張子偽装検査
-添付ファイル削除、HTMLメールのテキスト化、本文内のURLリンクの無効化
-元メールと無害化メールの二重配送(無害化メールを指定サーバに転送)

 3.メール誤送信防止対策として上長承認と送信メール自動暗号化  
-送信メール一時保留
-送信メール上長承認
-送信メール自動暗号化(添付ファイルZIP暗号化、メール全体を暗号化またはリンクを送信)

 4.メール保管機能の強化とオールインワンならではの一元的な運用・管理  
-送受信メールをリアルタイム保存、インデックスを利用したメールデータの検索、復元機能
-ウィジット形式のダッシュボードで、直感的な操作とわかりやすい統計情報

【製品価格】
1.TMSeアプライアンス Standardモデル
-本体価格120万円(ライセンス料金含む)

2.TMSeアプライアンス Enterpriseモデル
-本体価格240万円(ライセンス料金含む)

【出荷開始】
・注文受付5月20日より

【ダウジャパン株式会社について】
ダウジャパンは、インターネットコミュニケーションのインフラである同社開発のメールソリューションを中心に、セキュリティソリューションや、モバイル関連、クラウドサービスなどを提供し、ビジネスを展開している。日本国内では、行政機関、教育機関、金融機関、ISP、一般企業などに1500社以上の納入実績がある。