データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを取り扱うTIS株式会社(本社:東京都新宿区)は、株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区)の新製品「ACMS Apex」を活用した、SaaS型EDI (Electronic Data Interchange)サービスの新バージョン『TEDIOS-II(TIS EDI Ondemand Service Ver.2 by ACMS Apex)』を6月末から提供を開始すると発表した。

 
 

EDIパッケージ市場で高いシェアを持つ「ACMSシリーズ」の最上位モデル「ACMS Apex」を採用し、高可用性・高セキュリティ・高性能という基本性能の向上と、インターネットEDIやギガサイズのファイル転送という最新トレンドに対応し、利用するCPU、メモリ、ディスク、回線などのリソースに応じた定額料金制で提供するTISのSaaS型EDI サービス。旧バージョンの『TEDIOS(TIS EDI Ondemand Service by ACMS)』は2011年のリリース以降、コスト削減、BCP対策、運用負荷の軽減等を目的に、100社を超える金融、製造業等の幅広い企業に導入されている。

近年は、ビジネスやEDI環境の変化に伴った新たな顧客ニーズに対応し、既存のEDI活用に加えて、IoTにおけるデータ収集基盤やクラウドサービス間のデータ連携基盤といった新たな市場に適用範囲を拡大することで、3年間で約10億円の売上拡大を目指す。
 

  TEDIOS-IIの特長  

『TEDIOS-II』の特長は以下の3つ。

(1)基本性能の向上
・高可用性 :DR対応、無停止メンテナンス
・高セキュリティ:PCI DSSに準拠した高セキュリティ機能の提供(蓄積データの暗号化等)
・高性能 :リアルタイムデータ連携

(2)最新トレンドへの対応
・インターネットEDI機能の提供: グローバルEDI対応、INSネット(ディジタル通信モード)サービス終了対応
・ギガサイズのファイル伝送:CMT廃止の代替伝送手段

(3)定額での利用料金
・提供するリソース(CPU、メモリ、ディスク、回線)に応じた定額料金制


 『TEDIOS-II』の価格とサービスメニュー 

<提供価格>(税別)
・初期費用:200万円~
・月額利用料:45万円~
※初期費用、月額利用料とも、システム構成、利用オプションにより変動する。