千葉県は31日、旭市の養豚場で家畜伝染病「豚熱(CSF)」が発生したと発表した。この養豚場から10日以内に移動した別の養豚場の豚なども含め、千葉県は計約5680頭、茨城県は約170頭を殺処分する。国内の発生は今年3例目となる。
 処分対象となる養豚場は千葉3、茨城2の計5カ所。千葉県によると、旭市の農場から30日、「死んでいる豚の頭数が増えている」と通報があった。同県の検査で13頭が陽性と判定され、国の検査で31日に感染が確定した。 

(ニュース提供元:時事通信社)