自然災害
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熊本豪雨から4年で追悼式=犠牲67人、冥福祈る
熊本県で2020年、災害関連死を含め67人が死亡、2人が行方不明となった豪雨災害の発生から4年を迎えるのを前に、同県人吉市で30日、市主催の追悼式が開かれた。遺族や木村敬知事ら20人が出席し、犠牲者の冥福を祈った。
2024/06/30
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被災地、熱中症警戒=真夏日記録し対策急務―仮設の見回り開始・能登地震半年
能登半島地震の被災地では、今月中旬に真夏日を記録。気温上昇による熱中症が懸念され、高齢者が多い仮設住宅では見回りなどの取り組みも始まった。能登地震は7月1日で発生半年。本格的な夏を前に専門家は「細心の注意を払わなければいけない」と対策を急ぐよう求めた。
2024/06/30
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九州から北海道、大雨警戒=日本海側前線上を低気圧東進へ―気象庁
気象庁は29日、西日本では7月1日まで、北・東日本は30日から1日にかけて大雨に警戒するよう呼び掛けた。梅雨前線が日本海側に延び、前線上を低気圧が東へ進んで北海道付近を通過する見込み。 前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になる。
2024/06/29
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奥能登の観光再開、道半ば=宿泊「復興関係者に限定」―独自取り組みも
能登半島地震で被害が甚大だった奥能登地域では公費解体が進んでおらず、観光客を受け入れるにはまだ時間がかかる見通しだ。石川県輪島市では営業再開した宿泊施設もあるが、利用客を復興関係者らに限定。「観光業の再興には数年かかる」との声も上がる。一方、再開に向けて独自の取り組みも始まっている。
2024/06/29
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能登地震の死者、281人に=輪島市が訂正―石川
石川県輪島市は28日までに、能登半島地震の災害関連死に認定した1人について、事務処理上のミスで直接死としても計上していたとして、死者数が1人減ったと訂正した。これにより、同地震の死者として正式に認定されたのは県全体で281人となった。 。
2024/06/28
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避難所開設時から簡易ベッド=能登地震踏まえ、防災計画修正―政府
政府の中央防災会議(会長・岸田文雄首相)は28日、国や自治体による災害対応の基礎となる防災基本計画の修正を決めた。能登半島地震での教訓を踏まえ、避難所の開設当初から簡易ベッドや間仕切りの設置に努めるよう市町村に求めたのが柱。避難所の生活環境改善を目指す。
2024/06/28
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静岡県で線状降水帯発生=東・西日本、大雨警戒―気象庁
東・西日本は28日、梅雨前線が西日本の日本海側から関東南部に延び、前線上を低気圧が東へ進んだため、風雨が強まる所があった。気象庁によると、静岡県では午前中に発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生。
2024/06/28
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世界の熱波、今月50億人に影響=気候変動で発生確率3倍―米研究機関
【ニューヨーク時事】米国の気候研究機関「クライメート・セントラル」は27日、6月に世界各地で発生した熱波で、総人口の約6割に上る50億人近くが影響を受けたとする研究結果を発表した。各地で熱波が起きる確率は、人間の活動がもたらした気候変動により、少なくとも3倍以上に高まったという。
2024/06/28
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22人の関連死を正式認定=輪島市と七尾市―能登地震
石川県輪島市と七尾市は27日、能登半島地震の災害関連死とするよう県などの審査会から答申された計22人全員について、正式に関連死と認定した。 22人は、18日に答申が出た輪島市の19人と七尾市の3人。
2024/06/27
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東・西日本、大雨警戒=九州北部は線状降水帯の恐れ―気象庁
梅雨前線が九州から四国沖に延び、27日は九州を中心に雨が強まった。前線は28日には東・西日本の日本海側に北上し、前線上を低気圧が東北東へ進む見込み。気象庁は西日本では28日まで、東日本では28日から29日にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
2024/06/27
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長江の中・下流域で豪雨=警戒呼び掛け―中国
【上海時事】中国ニュースサイト、央視新聞などが27日までに伝えたところによると、活動の活発な梅雨前線の影響で、長江の中・下流域などが豪雨に見舞われている。浙江省当局は26日、豪雨の影響を受け、鉄砲水など災害警報を発令。河川の水位が警戒水準に近づき、洪水警報を上から2番目のオレンジ警報に引き上げた。
2024/06/27
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サプライヤー企業が自分たちでBCP教科書を制作
自動車などの部品メーカーであるミクニのサプライヤー協力会「風の和」に所属する林工業は、同協力会のBCP分科会リーダーとして、所属する数多くの企業のBCP策定支援を牽引してきた。担当者の存在しない各サプライヤーがBCPに取り組めるよう、BCP分科会は積極的に関わる。この4月には「教科書」を発行し、各社のレベルアップを促している。
2024/06/27
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能登地震踏まえ今秋に報告書=作業部会が初会合―政府
政府は26日、能登半島地震を踏まえた新たな災害対策を検討するため、有識者らによる作業部会の初会合を開いた。今秋をめどに報告書を取りまとめる方針で、今後想定される大規模災害の対策や法制度の見直しに反映させる。
2024/06/26
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能登地震で「再液状化」発生か=60年前とほぼ一致―新潟大
能登半島地震による新潟市内での液状化被害について調査していた新潟大の卜部厚志教授(災害科学)らは26日、60年前の新潟地震で起きた液状化の分布とほぼ一致しており、「再液状化」が発生したとする調査結果を発表した。
2024/06/26
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九州は28日まで大雨警戒=前線上の低気圧東進、近畿も
気象庁は26日、九州では27日から28日まで、近畿では28日から29日ごろまで大雨に警戒するよう呼び掛けた。九州に延びる梅雨前線が対馬海峡から山陰沖に北上し、前線上の低気圧が東北東へ進むため。 27日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部150ミリ、九州北部100ミリ。
2024/06/26
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第249 回:BCIのサイバー・レジリエンス調査(2024年版)
今回紹介するのは、BCMの専門家や実務者による非営利団体である BCIによるサイバー・レジリエンスに関する報告書の2024年版。従来よりも多面的な取り組みが進みつつあるようだ。
2024/06/25
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能登地震死者、300人に=関連死18人追加認定へ
能登半島地震の災害関連死を認定する審査会が25日、石川県と被災市町の合同で開かれ、18人を新たに関連死と認定するよう答申した。各自治体が正式認定すれば、同地震による死者は300人となる。 同日審査されたのは珠洲市6人、穴水町8人、能登町9人の計23人。
2024/06/25
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7~9月、全国的に高温=西日本雨量多めか―気象庁
気象庁は25日、7~9月の3カ月予報を発表した。平均気温は全国的に平年より高く、熱中症に警戒が必要。雨量は西日本が平年並みか平年より多く、北・東日本と沖縄・奄美地方はほぼ平年並みの見込み。
2024/06/25
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栃木・佐野で36.8度=25日も熱中症注意―気象庁
関東甲信は24日、晴れて最高気温が30度以上の真夏日になる所が多く、35度以上の猛暑日になる所もあった。気象庁によると、栃木県佐野市で36.8度、千葉県市原市で36.4度、埼玉県寄居町で36.1度、群馬県桐生市で36.0度を観測した。 東京都心(千代田区)と横浜市は33.4度。
2024/06/24
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西日本はあすまで大雨注意=関東甲信、猛暑の所も―気象庁
東・西日本の太平洋側に延びる梅雨前線の影響で、24日午前は九州で激しい雨が降る所があった。気象庁は、西日本では25日にかけて大雨に注意するよう呼び掛けた。 25日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部150ミリ、九州北部130ミリ、近畿80ミリ。
2024/06/24
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6月に北上する台風――6月の気象災害――
1982(昭和57)年6月26日朝、台風第5号が小笠原近海を北上していた。この台風は、次第に北東へ向きを変えると見られていた。しかし、26日夜になっても台風は北上を続け、一向に進行方向を変える気配を見せなかった。27日朝、台風は千葉県の犬吠埼の東約200キロメートルを通過した。その時の台風の暴風域は半径185キロメートルであったから、陸地に暴風域がかかるのはすれすれのところで避けられた。しかし、台風進路予報を信用して宮城県沖を航行していた船が台風に巻き込まれ、2名の命が奪われてしまった。
2024/06/24
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福島で震度4
23日午後0時12分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県田村市と川内村で震度4の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.9と推定される。主な各地の震度は次の通り。
2024/06/23
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東北が梅雨入り=奄美は梅雨明け―気象庁
気象庁は23日、東北地方が梅雨入りする一方、奄美地方は梅雨明けしたとみられると発表した。 東北の梅雨入りは北部が平年より8日、南部が11日遅い。昨年に比べると北部、南部とも14日遅かった。 奄美の梅雨明けは平年より6日、昨年より2日早かった。
2024/06/23
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災害派遣期間、過去最長に=自衛隊、東日本大震災超え―能登地震
能登半島地震に伴う自衛隊の災害派遣が23日で175日目となり、原発事故に関連した除染作業などを除く地震対応としては、東日本大震災を超えて過去最長となった。上下水道の復旧などに時間を要しているのが原因で、防衛省は地元の要望に基づき、今後も支援を続ける方針だ。
2024/06/23
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東・西日本、大雨警戒=中国と北陸が梅雨入り―気象庁
東・西日本では22日午後、西日本に延びる梅雨前線の影響で雨が降る所が多かった。23日は前線上の低気圧が北陸沖を東へ進み、24日朝には前線が東・西日本の太平洋側に南下する見込み。気象庁は24日にかけて激しい雨が降る所があるとして、大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
2024/06/22