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豪雨災害の慢性化を許すな
梅雨末期の豪雨災害は今年で5年連続、加えて台風被害も年々増大、気象の激甚化はもはや確実です。災害の慢性化を防ぐために、いまなすべきことは――。月刊BCPリーダーズ8月号は、昨年7月に九州地方を襲った「令和2年7月豪雨」の対応を、熊本県内7市町村長と熊本県知事にインタビュー。自治体トップの言葉から、地域防災のこれからを考えます。
2021/08/02
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サプライチェーンのリスクをわかりやすく管理
防災テックカンパニーのResilireは、BCM/サプライチェーン(SC)リスク管理をDX化する、オールインワンのリスクマネジメントプラットフォーム「Resilire(レジリア)」を提供する。「サプライヤーを把握できていない」、「サプライチェーンの被災状況の把握が困難」といった企業の課題に対応し、SCRM、BCM、被災状況の把握、緊急時の情報整理・意思決定までを担うもの。
2021/07/28
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第149回:事業継続マネジメントの活動がどのくらい定着しているのか(主に米国)
今回紹介する報告書は、事業継続マネジメント(BCM)に取り組む実務者に対するアンケート調査を通して、BCMへの取り組み方のトレンドを探ろうとするもので、米国のBC Management社によって10年以上にわたって続けられている調査の最新版。事業継続プログラムへの取組状況を具体的につかみやすい調査結果が多数掲載されている。
2021/07/20
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待ったなし!マルチハザードBCPの探求
非常用の対策を追加的に増やしていく発想から脱却
防災・減災対策や事業継続対策は、ほとんどが日々の経営とは別次元の「非常用」の位置づけです。非常用の対策をリスクの数だけ「追加的」に導入していく考え方では、中小企業がマルチハザードBCPに取り組むのは難しい。従来の発想に代わるアプローチ手法として、今回は「リモートワーク(テレワーク)」と対策の「共通化」を提案します。
2021/07/20
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待ったなし!マルチハザードBCPの探求
解決すべきは「BCP策定の負荷」と「BCMの不在」
BCPの策定経験のある方は、単一リスク対応のBCPをマルチハザードBCPに転換するのは簡単ではないと感じることでしょう。ハードルの一つは「BCP策定の負荷」、もう一つは「BCMの不在または形骸化」。いずれも避けて通れない基本的な課題です。まずはこの2つを掘り下げるところからスタートしましょう。
2021/07/08
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昆正和の気候クライシスとBCP
BCP文書に足し算的にリスクを並べるだけでは限界
気象災害は繰り返し発生し、影響が波及し長引くという意味で、点ではなく「面」のインシデントです。BCP文書の見直しを前提に足し算的にリスクを並べるだけでは次の一歩につながりません。最終回となる今回は、気候変動に対処するにはBCMの見直しも重要であることを述べ、どうすれば気候変動に適応可能なBCMになるのかを提示します。
2021/05/27
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第142回:レジリエンスに関わる実務者の人材育成に、世代を超えてどのように取り組んでいくか
今回はBCMの専門家や実務者による非営利団体である、BCIの研究グループによる人材育成に関する調査報告書を紹介する。BCM実務者の経験や考え方などが世代間でどのように異なるか、また世代を超えて通じるものは何か、いかに世代を超えた議論を続けていくか、という問題意識に基づいてまとめられている。
2021/05/18
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昆正和の気候クライシスとBCP
気候変動リスクへの対応はもはやBCMの課題
今回は気候変動を見据えたBCP見直しのポイントについて、これまでの内容を整理し、いくつか追記を行います。気候変動がもたらすリスクは、地震のような単一のリスクではありません。状況を見て、必要ならば新たなリスクを素早く組み込めるようなスリム、もしくはライトなBCPが求められます。それはもはや、BCM(事業継続管理)の課題かもしれません。
2021/05/13
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【Lesson2(6講義)】ISO22301(事業継続マネジメントシステム)を学ぼう
この講座は、ISO22301で規定された事業継続マネジメントシステムを体系的に分かりやすくご理解いただける内容になっています。押さえておくべきポイントを中心に規格の全容を習得し、組織として事業継続能力を獲得するためのマネジメント手法を理解することを目的としています。
2021/04/12
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危機管理担当者の仕事
新型コロナの影響を引きずりながら新年度がスタートしました。4月の異動で新たに防災・BCPの担当になった方も多いでしょう。月刊BCPリーダーズ4月号は、新たに新たに担当となった方をはじめ、防災・BCPに携わるすべての方々の思いの共有とモチベーションの向上を願い、さまざまな現場で活動するリーダーたちの声をお届けします。
2021/04/01
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第131回:欧州におけるリスクマネジャーのパンデミック対応の現状
欧州リスクマネジメント協議会による組織が受けたパンデミックの影響に関する調査報告書。新型コロナウイルスのパンデミック前に、自組織が想定しているリスクのリストにパンデミックが含まれていたという回答は31%にとどまっている。
2021/01/19
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第130回:DRI会員がとらえた世界規模でのリスクのトレンド
今回は米国に本拠地を置く非営利団体である、DRI Internationalが2020年12月に発表した「6th Annual DRI International Global Risk and Resilience Trends Report」という調査報告書から。2019年の結果と比べて大幅な変動がある。
2021/01/12
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第129回:COVID-19パンデミックに対してBCMがどのように役立ったか
ドイツの企業が行った新型コロナウイルス対応における事業継続マネジメント(BCM)や危機管理などの有効性に関するアンケート調査の報告書。BCPを作るプロセスの中で実施されたBIAの結果や、テストや演習を実施したことなど、BCMの取り組みの中で実施されたさまざまな活動が役に立っていることが分かる。
2021/01/05
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第120回:国連機関による、災害をもたらすハザードの定義と分類
UNDRRと国際学術会議が2019年5月に共同で、「仙台防災枠組」に関するハザードの全範囲を特定するための技術作業部会を設置。この技術作業部会の成果として初めて公表された報告書「Hazard Definition & Classification Review Technical Report」を紹介する。
2020/10/13
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第119回:仙台防災枠組に基づく世界の災害リスクの概観
国連防災機関が昨年発表した「Global Assessment Report on Disaster Risk Reduction 2019」。世界での災害の発生状況や、災害リスク軽減策の実施状況などがまとめられている。今回は、2015年に仙台で開催された第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」の7つの目標の進捗状況が整理されている。
2020/10/06
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第118回:在宅勤務環境を支えるITセキュリティーの確保
ITのレジリエンスやサイバーセキュリティーなどに関するアンケート調査。実施主体はデータバックアップやITシステムの災害復旧などのサービスを提供している英国のDatabarraks社。直近12カ月間におけるデータ遺失の原因を尋ねたところ、人為的ミス(Human error)が急増しているようだ。
2020/09/29
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第117回:パンデミック後に事業継続マネジャーは何をすべきか
BCMの専門家や実務者による非営利団体BCIとFortress Availability Services Limitedによる共同調査。事業継続の実務者に今後どのような能力が求められるのか、パンデミックを含むさまざまな事象に対峙(たいじ)していくための計画やソリューションはどのように変わっていくべきなのか、などを探ることを意図して行われたものである。
2020/09/15
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日本企業が失敗する新チャイナ・リスク
日系企業のリスク管理に足りない「攻め」の視点
今回は中国ビジネスで考えておくべきリスク対策を総括的にお話します。当社は環境対策サポートがメインであるため、中国政府の性急な環境政策への対応に右往左往する日系企業を多く見てきましたが、そこで感じたのは「日系企業のリスク対策マネジメントは受け身的である」という事実。しかし、中国ビジネスにおけるリスク管理は「攻撃こそ最大の防御」の観点なくしては成り立たちません。
2020/09/08
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昆正和の気候クライシスとBCP
温暖化の警告から30年経ち何が変わったか
気候科学者のジェームス・ハンセンが米上院公聴会で地球温暖化に警告を発してから30年余り。相変わらず二酸化炭素は排出され続け、気温はどんどん上昇しています。2000年に起こったITバブル不況、2008年のリーマン・ショック、国内では失われた20年からの回復や度重なる震災からの復興で経済の立て直しが優先され、気候問題は隅に追いやられた感が否めません。これまでの流れを振り返ります。
2020/08/20
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昆正和の気候クライシスとBCP
【新連載】BCPの見直し迫るコロナそして温暖化
新型コロナウイルスにより、多くの企業がBCPの見直しに迫られました。ならばこれを一歩進め、本格的に「気候変動対策」にも着手してはどうか? それが本連載の趣旨です。「気候危機とは何か」「気候危機に適応する事業継続の考え方」「BCMによる持続可能社会への貢献」という3つのパートで、見直しのロードマップを考えます。
2020/08/06
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BCMの完全クラウド化を実現するプラットフォーム
防災ITベンチャーのTech Designは、企業向けのBCM(事業継続マネジメント)に特化したITプラットフォーム「Resilire」のβ版を展開する。完全クラウド化することで、低価格で、規模・業種にかかわらず導⼊できるリスクマネジメントプラットフォームとして展開する。
2020/06/29
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日本企業が失敗する新チャイナ・リスク
環境政策対応の鈍さが招く事業継続の危機
今回は「中国に進出している日系企業の環境政策対応の鈍さ」について、資料を元に解説します。上海市における全企業の環境違反の処罰件数が2017年をピークに減少している一方、日系企業の占める割合は増加しています。これは日系企業の取り組みがローカル企業の取り組みより遅れているということ。対応を誤ると会社の存続さえ揺るがす問題に発展しかねません。
2020/04/23
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昆正和のBCP研究室
第28回[最終回]:3つのステップによるメッセージの発信
災害や事故で企業が危機に直面した際、自社や利害関係者への影響を最小限にとどめるために行う情報開示活動を「クライシスコミュニケーション」という。事前に関係者の理解を得るために行う「リスクコミュニケーション」とは違い、危機によって生じる影響を軽減し風評被害を回避することが主眼だ。BCP的なクライシスコミュニケーションの効果と進め方を紹介する。
2020/04/16
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昆正和のBCP研究室
第27回:必要な人員の確保をはばむ要因と対策その2
BCPに規定していても、想定外の人員不足に悩まされるのが災害対応の現実だ。これに備えた代替要員の確保も、事前対応プランの一つにほかならない。人員不足にはパターンがあるが、とくに問題となるのは実際に現場の最前線で活動にあたる従業員の欠員。この実働・支援部隊をいかに現実的な線で確保するかは、スタッフ一人ひとりの顔と力量が見える配備体制をいかに実現するかにかかっている。
2020/04/02
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昆正和のBCP研究室
第26回:必要な人員の確保をはばむ要因と対策その1
「BCPはプラン通りには機能しない」。そう考える担当者が多い理由の一つが「実際の現場で必要な人員を確保できない」という問題が起こるためだ。なぜ、そうした問題が起こるのか。非常事態だからと割り切ることもできるが、その原因を知っているかいないかで対策のリアリティーは変わる。人員の招集がスムーズに進まない原因と解決のヒントを考えてみたい。
2020/03/19