2021/10/01
2021年10月号 制限緩和とリスク管理
企業のコロナ対応 次のステップ
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】10月号
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全地域で解除されました。政府は今後、ワクチン接種歴などにもとづいて個人の感染リスクを評価し、これまでの行動制限を段階的に緩和していく方針です。企業も出社・出張や会議、会食、対面接客などを社内ルールで制限してきましたが、これをどう解除していくかが課題となっています。
月刊BCPリーダーズ10月号は、企業が従業員のワクチン接種状況をどの程度把握しているかをアンケート調査。業務安全上のリスク評価指標としてどう活用できるかをさまざまな意見からひも解くとともに、次のステップとしてやるべきことをコンサルタントへのインタビューなどから探りました。
社会のリスクレベルが変化し経済が再開へ動いているいまは、自社の対応を振り返り、次の危機に備えてBCP・BCMを見直すタイミングでもあります。事例紹介では、危機対応から得た教訓を前向きな力に変えている2社をピックアップ。被災・復旧体験の学びを事業継続に、さらに市場開拓に生かしている企業を紹介します。
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方