アイリスオーヤマ(仙台市)は18日、販売したUSB電気毛布で、ヒーター線同士が接触しショートすることで毛布が溶融する恐れがあるとして、自主回収(約2800枚)を始めたと発表した。やけどや火災の被害は確認されていないという。
 対象となるのは、2024年8~10月に製造されたUSB電気毛布の「AEHB―FD9060A―H」と「AEHB―FD1380A―H」の2種類。同年11月から12月にかけて客から問い合わせがあり判明した。12月27日から対象商品の販売を停止している。
 専用の問い合わせフォームや電話番号で返金に応じる。問い合わせ先は0800(111)7575。同社は「再発防止に向け、品質管理体制の一層の強化に努める」とのコメントを出した。 

(ニュース提供元:時事通信社)