【パリ時事】フランスのマクロン大統領は10日、欧州企業の技術革新を後押しするため、人工知能(AI)の開発や利用に関して「規制の簡素化を進める」必要性を訴えた。パリで同日、2日間の日程で開幕した国際会議「AIアクションサミット」で語った。
 欧州連合(EU)は昨年5月、AIがもたらすリスクへの警戒から世界初の規制法を成立させた。しかし、米中による開発競争が激化する中、欧州企業は「規制を思い切って簡素化しなければ、取り残される恐れがある」と懸念の声を上げている。 

(ニュース提供元:時事通信社)