2025/01/11
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の複数地域で発生した山火事で、地元当局は10日、記者会見で、消火活動の進捗(しんちょく)を説明した。大規模な被害が出た2地区では、鎮圧率が一桁台にとどまっているが、3地区では30%台を超えた。避難命令が解除された地域もあるが、依然15万人超が避難を強いられている。
当局によると、全体の焼失面積は計約150平方キロメートルを上回る。家屋などの建物は少なくとも1万棟前後が損壊したとみられる。これまでに少なくとも11人の死亡が確認された。バイデン大統領は、ホワイトハウスで記者団に死者数について「今後増える可能性がある。安否不明者が多数いる」と述べた。
〔写真説明〕9日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのパシフィックパリセーズ地区の山火事で住宅から上がる炎(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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