日本列島は8日、非常に強い寒気が流れ込み、北陸を中心に大雪となった。強い冬型の気圧配置は10日にかけて続く見込みで、車の立ち往生が発生する恐れがあることから、気象庁と国土交通省は共同で記者会見し、「不要不急の外出は控えてほしい」と呼び掛けた。
 北日本(北海道と東北)から西日本の日本海側では10日にかけ、大雪や猛吹雪、暴風への警戒が必要となる。西日本の太平洋側の平地でも積雪となる所がある。
 8日の24時間降雪量は、新潟県魚沼市で午後4時までに56センチ、岐阜県白川村で正午までに54センチ、福井県大野市で午後4時までに47センチだった。
 9日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で東北、北陸、東海70センチ、北海道と中国60センチ、関東甲信、近畿、四国30センチ、九州北部25センチ。10日午後6時までの同降雪量は東北、北陸、東海、中国70センチ、北海道、関東甲信、近畿50センチ、四国と九州北部30センチ。11日午後6時までの同降雪量は北陸50センチ、東海と近畿40センチ、東北、関東甲信、中国30センチ。 

(ニュース提供元:時事通信社)