16日未明、北海道森町のJR函館線森―石倉間で、JR貨物の貨物列車(21両編成)が脱線した。けが人はいなかった。この影響で、函館線は森―長万部間の上下線の運転を見合わせた。
 JR貨物によると、列車は名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市)を出発し、札幌貨物ターミナル駅(札幌市)に向かう途中だった。午前1時40分ごろ、走行中に非常ブレーキが作動して停車。運転士が確認したところ、貨車5両の脱線を確認した。車両やコンテナの横転は確認されていないという。
 原因は調査中で、運輸安全委員会は同日、調査官を現地に派遣することを決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)