気象庁は14日、沖合の津波観測点を21日から18点追加し、計250点で観測すると発表した。7月に防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が四国から九州の沖合に整備した海底観測網を新たに活用するという。
 南海トラフ沿いで発生する地震をより近い所で観測できるため、津波検知が最大約20分早くなり、津波情報の精度向上や発表の迅速化が期待される。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)