宮城県は10日、石巻市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。近くの養鶏場を含め、肉用鶏計約17万2000羽を殺処分する。養鶏場での感染は全国で今季7例目。東北地方では初めて。
 県によると、養鶏場から9日午後に「死ぬ鶏が増えている」との通報があった。8日に約30羽、9日は約170羽が死んだという。簡易検査で陽性となり、遺伝子検査の結果、感染が確認された。 

(ニュース提供元:時事通信社)