2024/11/01
防災・危機管理ニュース
気象庁は1日、10月の天候まとめを発表した。日本全国の平均気温は平年(2020年までの30年間平均)を2.21度も上回り、1898年の統計開始以来、最も高かった。過去2番目は1998年10月の平年差プラス1.28度だったため、極端な高温となった。
偏西風が北寄りに流れたほか、太平洋高気圧の勢力が強かったため、全国的に暖かい空気に覆われやすかった。今年の月別平均気温は4月と7月も過去最高となっていた。
地域別の平均気温は北海道と東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部が過去最高を更新。奄美地方も過去最高と並び、沖縄地方は2番目に高かった。平年差は東海がプラス2.8度と最も大きく、次いで関東甲信と近畿がプラス2.7度だった。
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 能登地震死者、426人=14人を正式認定―石川
- 旧耐震基準、2割が倒壊=能登の建物被害調査―国交省
- 東・西日本、大雨の恐れ=低気圧や前線で―気象庁
- 日本の10月気温、過去最高=平年を2度上回る―気象庁
- 防災庁、26年度設置へ準備室=石破首相「本気の組織必要」
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方