九州では22日、対馬海峡付近の低気圧から延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大雨になる所があった。宮崎県では同日午後、発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生し、気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
 21日午前0時の降り始めから22日午後4時までの降水量は、宮崎県日南市で404.5ミリ、鹿児島県肝付町で358.0ミリとなった。
 23日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、宮崎県100ミリ、鹿児島県(奄美除く)80ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)