第5回 ニセアプリ詐欺
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
2024/10/16
知って防ごうネット詐欺!~メールやネットで騙されない!~
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
ショッピングや銀行等の手続きもできる、便利なインターネット。だけど、ご注意を!便利さの裏にはさまざまな危険が潜んでいます。ネット詐欺被害に遭わないために、正しい対処法を身につけましょう。第5回は、ニセアプリ詐欺の主な手口と対処法をわかりやすく説明します。ぜひ、ご自身のスマートフォンのアプリのアクセス権限を確認してみましょう!
不正なアプリをインストールさせ、アプリには必要のない情報にアクセスして、「連絡先」等の個人情報を盗む詐欺。
・メールやSMSなどで不正アプリを配布しているサイトに誘導し、不正アプリをインストールさせたり、公式マーケットに紛れ込んでいる不正アプリを気づかずにインストールさせたりする。
・不正アプリをインストールさせて、スマートフォン内に保存されている連絡先などの個人情報を盗みます。また、そのスマートフォンを発信元にしてフィッシングサイトに誘導するためのSMSを拡散します。
・アプリのインストール画面や設定画面で、スマホ内の何の情報が使われるのか確認する!
・情報へのアクセスを求める表示が出たときは、利用したい機能に必要なものだけ許可する!(例:地図アプリに位置情報を許可)
期間限定!!YouTube警視庁公式チャンネルで公開中!
髭男爵さん出演の啓発用短編映像はこちら。
警視庁サイバーセキュリティ対策本部X(旧Twitter)公式アカウントでも情報発信を行っています!
警視庁サイバーセキュリティ対策本部X(旧ツイッター)公式アカウント
知って防ごうネット詐欺!~メールやネットで騙されない!~の他の記事
おすすめ記事
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方