富山県高岡市は20日、能登半島地震の災害関連死として2人を認定したと発表した。同地震の災害関連死はこれまでに石川、新潟両県で認定されているが、富山県では初めて。
 高岡市によると、亡くなったのは90代女性と80代男性。避難所や傾いた自宅で生活する中で、体力が低下し病死などに至ったとして、災害との因果関係を認めた。
 石川県の審査会が今月19日に答申した23人を含めると、直接死を合わせた死者は計401人となる見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)